全国全店で5月末までに実施予定使用済み食用油のリサイクル
2006年3月22日
株式会社ローソンは、2006年1月から、からあげクン等の製造に使用した食用油(以下、廃油)のリサイクルを順次開始し、5月末までに全国のローソン=8,331店(2006年2月末現在)で実施いたします。
今回導入する「廃油のリサイクル」では、店舗から排出された廃油を収集会社が回収し、リサイクルプラントで飼料用添加剤(家畜のえさの材料)、建築用塗料、公共バス等の燃料、無添加石けん等に再生・加工します。これによりローソン店舗から排出される食品廃棄物総重量のうち約12%がリサイクルできることになり、食品リサイクル法で義務づけられている「平成18年度 食品リサイクル実施率20%」のうち、半分以上を達成できることになります。
ローソンでは、上記のほか、過去の売れ行きや曜日、天候、地域行事などを確認しながら品揃えを検討して商品を発注することにより、食品廃棄物そのものの発生抑制に取り組むほか、肥料化・飼料化、さらに脱水・乾燥による減量化等に取り組み、平成18年度までに食品リサイクル実施率20%以上を達成させる予定です。
―廃油リサイクル実施概要―
◆開始日
2006年1月~福岡県北九州地区でスタート
2006年5月末までに全国全店で実施予定
◆展開店舗
全国のローソン8,329店(2006年2月末現在)
◆内容
各店舗から排出される廃油を収集会社が回収し、リサイクルプラントで飼料用添加剤、建築用塗料、バイオディーゼル燃料、薬品・化粧品、酸化防止剤等無添加の石けん等に再生・加工
◆リサイクル量
1店舗あたり月間約55.4kg、食品リサイクル実施率約12%達成
※1店舗あたりの食品廃棄物総量月間約456.6kg
<ご参考>
●ローソンの食品リサイクル概要
下記3項目を組み合わせ、平成18年度までに食品リサイクル実施率20%以上を達成予定。
1、発生抑制:店舗コンピュータ活用による商品の発注精度の向上
2、再生利用:廃油のリサイクル、食品廃棄物の肥料化・飼料化
3、減量:生ごみ処理機での脱水・乾燥による減量