ニュースリリース

◆店舗の割り箸削減を目指して◆ローソン「ケータイお箸」の展開

2007年3月19日

 株式会社ローソンは2007年4月より店舗での割り箸削減を目指した「ケータイお箸」運動を展開します。この運動は、大切な森林資源の保全など地球環境に配慮した取り組みの一環で、ケータイお箸を使用することで割り箸の使用量の削減を目指すものです。

ローソンは「私たちは“みんなと暮らすマチ”を幸せにします」という企業理念にもとづき、地球環境や地域社会に対して思いやりの気持ちを持って、環境保全・社会貢献活動に取り組んでいます。さらに、この運動を通じて、コンビニエンスストアとしての利便性だけでなく、店舗をご利用していただくお客様と一緒に環境問題に貢献していきたいと考えています。

 

バットと同材質のケータイお箸

プロ野球選手が使うバットになれなかった不適格材(アオダモ)を原材料とした箸です。ミズノテクニクス株式会社(岐阜県養老町)とオークヴィレッジ株式会社(岐阜県高山市)では、野球バット製造時に発生するアオダモの不適格材を使用したキーホルダーなどの木工品を制作・販売しています。その技術を活用して、不適格材から箸を製作し、常に持ち歩いていただき使用できるケータイお箸にしました。ローソンでは割り箸の無駄な使用を減らすライフスタイルを広めていきたいと考え、両社と共に取り組んでいくことを決めました。

 

バットの森を育てます

現在、プロ野球選手が使うバットには、アオダモ、ホワイトアッシュ、メイプルの3種類の材質があります。アオダモは、バット材として最良とされていますが、成長が遅く、しかも、今日まで植林がほとんど行われていませんでした。そのため、小径木を保護しながら計画伐採による資源量維持が行われていますが、優れた性質をもつ木製バットを長期的に安定して供給することは難しい状況にあります。そのため、日本プロ野球球界にとってアオダモの保護と植林や育成運動が急務なのです。ローソンでは、このバットと同材質で作った「ケータイお箸」一膳につき100円を、「(社)国土緑化推進機構」に寄付し「バットの森」の育成を支援いたします。

 

割り箸削減の取り組み

ローソンが弁当や惣菜を購入されたお客さまにお渡ししている割り箸は、1店舗あたり年間で約6万膳、ローソン全体では年間約5億膳になります。割り箸を削減するために、ローソンでは1999年秋より、弁当容器に添付していた割り箸を切り離し、お客様に「割り箸をお付けしますか」などの声かけをしています。この声かけの徹底と共に「ケータイお箸」を推進することで、更なる削減を目指してまいります。また、ローソンで使われている割り箸は主に中国産のシラカバで作られていますが、『ナチュラルローソン』では、国産杉の端材を使用した割り箸で環境保全に努めています。

 

「ケータイお箸」運動普及策

【お客様と共に】

・ローソンパス1,800ポイントで、3ヶ月3,000名様にケータイお箸をプレゼント

・ローソン店頭で割り箸削減ポスターの掲示

【協力企業と共に】

・オークヴィレッジ社等でのケータイお箸販売

・ヤクルト球団にケータイお箸1,000膳寄贈(野球教室などでケータイお箸プレゼント)

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【加盟店・従業員と共に】

・ローソン社員は全員がケータイお箸の利用を実施します

・NPO・緑化支援団体と共に(社)国土緑化推進機構に寄付(100円/膳)

・東京大学の環境サークル「環境三四郎」さんとのコラボレーションで、東大キャンパス内のローソン店頭で割り箸回収・リサイクルに取り組んでいきます

 

中国黄土高原での植林(社員ボランティア18名参加)

【今後のスケジュール(予定)】

4月1日(日) 「ローソンパスポイント」でケータイお箸をプレゼント
5月20日(日) 「ひだ清見バットの森」(高山市)植樹祭でケータイお箸をプレゼント
5月27日(日) 新聞紙上での意見広告掲載
6月 「環境月間」ローソン店頭で割り箸削減運動実施(ポスター掲出)
10月 「リサイクル月間」ローソン店頭で割り箸削減運動実施(ポスター掲出)
11月4日(日) 「ひだ清見バットの森」(高山市)植樹祭 ローソン緑の募金助成(予定)