ニュースリリース

実験終了し本格導入へLED照明により約35%の消費電力を削減

2009年4月 8日

 株式会社ローソン(本社:東京都品川区/代表取締役社長CEO 新浪剛史)は、2008年2月から42店舗に、スポットライト型とライン型の2タイプのLED店内照明を導入し、実験検証を行ってまいりました。ライン型LEDに工夫を加え、LEDによる照明のムラが起こる欠点を解消することが可能となりました。2009年6月以降の新店の看板や店内照明に、このライン型のLED照明を導入してまいります。これにより、従来の蛍光灯より店舗全体の照明では約35%(看板含む:店内照明のみでは約33%)の消費電力削減となります。

一般的にLEDの照明は直線的な光であるため、場所によって光の当たり方にムラができるという問題がありました。ライン型の店内照明に組み込まれた複数のLED光源にそれぞれ角度を付け、商品棚の隅々まで照明を行き渡らせることが可能となりました。また、日の当たる日中は店舗ガラス面側と店舗奥で照明の明るさを変える仕組みも取り入れ、より効果的に消費電力量およびCO2排出量を削減しました。これらの工夫により、これまでと同じ照度で、店内照明および看板の消費電力量を従来の蛍光灯と比べ約35%削減できるようになりました。店舗全体の電気消費量の削減は約5.4%となります。また、既存店へのLED照明の導入も、さらに検証を行い検討してまいります。

 

■従来の蛍光灯と比較した1店舗当たりの削減効果《月当たり》

  電気使用量削減率 CO2削減量
店内照明 約33% 266kg
店舗看板(ラインサイン) 約52% 50kg
合計 約35% 316kg

 

■新店に導入するLED店内照明の特徴

・ 光のムラをなくし商品の隅々まで照明を行き渡らせるため、角度を付けたLED光源を導入

・ 外光を感知し場所ごとに明るさのコントロールが可能な調光システムを導入

 

【ご参考】

新店に導入予定のLED照明2タイプ(店舗により導入タイプが異なります)

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