【お仕事紹介】ローソンアプリを開発しているローソンデジタルイノベーションの皆さんにお話を聞きました!
当コラムは、ローソングループの仲間たちの仕事への想いを知ってもらうことを目的に、ローソングループで働く社員にスポットをあてた企画です。
今回お話を聞いたのは、ローソンのDX推進を担うIT戦略子会社である「ローソンデジタルイノベーション」(以下LDI)で働く皆さんです。
LDIってどんな会社?仕事の内容は?どんなな想いで仕事に取り組まれているのか?など色々と聞いてみました。
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写真 右から
伊藤 由美子さん(サービスデリバリー本部・UI/UXリーダー)
小山 祐輔さん(サービスデリバリー本部・プロジェクトリーダー)
阪口 祐香さん(サービスデリバリー本部・開発リーダー)
LDIはローソン事業のデジタル化推進およびローソン次世代システムの設計・開発・導入・運用を目的に2016年に設立されたIT戦略子会社です。
詳しくは以下の会社ホームページをご覧ください。
https://www.ldi.co.jp/
催事予約をスマホで完結。デジタルを活かした取組み
―まずはじめに、皆さんのお仕事を教えてください。
(小山さん)私は2018年にLDIに入社し、現在は主にアプリの設計を担当しています。
(阪口さん)私は2018年にLDIへ入社し、現在はモバイルアプリエンジニアとしてローソン公式アプリの開発を担当しています。
(伊藤さん)私は2020年にLDIへ入社し、アプリの画面の見え方やデザイン周りを担当しています。3人とも今回ご紹介するローソンのスマホアプリからの催事予約機能の実装を担当していました。
【アプリ催事予約って?】
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来店不要でクリスマスなど季節の催事のご予約商品を事前に予約・決済して、当日アプリのバーコードを提示して受取るだけの簡単・便利なサービスです。
https://www.lawson.co.jp/lab/app/art/1437952_8411.html
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―今では店舗のオーナーさんやクルーさんから好評と伺っているアプリですが、開発する中で大変だったことは何でしょうか。
(小山さん)工期が非常にタイトだった点ですね。2020年8月から始動したプロジェクトだったのですが、何としても年末の「おせち」や「クリスマスケーキ」の予約に間に合わせなくてはならず・・・。どうしたら間に合うのかを考えるのが一番大変なところでした。本来であれば8カ月くらいかかるプロジェクトですが、それよりも2~3か月期間が短かったです。ちゃんとしたウォーターフォールモデルで開発すると間に合わないので、柔軟に並行して作業しつつ、何よりリリース日に間に合わせることを目的にしていました。
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(阪口さん)今回のアプリ予約が初めて開発リーダーをしたPJでした。やりがいを感じていた反面、とても重圧でした。どうしたら工期に間に合うのか・・・どうしても年末の催事に間に合わせなければならないので、やるべきことから進めていきました。
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(伊藤さん)皆さんからもありますが、一番大変だったことは工期が短かったことです。システム改修ができず、仕様ありきでやらなければならないこともありました。どうすれば工数を短くして、実際に手を動かすエンジニアが実装することができるのか。私の担当するアプリのデザインで工夫をして、工数を短くすることができました。
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(阪口さん)今回は、そんな切羽詰まった状況だったのですが、直接ローソンの営業本部の方やデジタルマーケティング部の方とやり取りができたことが良かったですね。実際の現場の方とコミュニケーションを図ることができて、迅速な意思決定ができスムーズに進めることができました。
このようなプロジェクトを進める上で、コミュニケーションは重要です。常にコミュニケーションを取れるようにして、すぐに問題解決できる体制にしました。当たり前のことですが、そこをしっかり抑えていたことが、結果として早くリリースできたポイントだったと思います。
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―今回のアプリをリリースした後、お客様やローソン店舗からの反応はありましたか?
(小山さん)ローソンアプリではクーポンが中心で、なかなかお店で働く人の業務の効率化や店舗の売上向上に寄与できていないと課題に感じていました。そんな中、アプリ催事予約実施後に行ったクルーさんのアンケートで、「もっと早くから始めてほしかった」との意見をもらい、大変だったけどお店の方の役に立つ取り組みができて良かったなと。
(阪口さん)私たちのようなシステム開発チームは、直接お客様の声を聞く機会がありません。自分が作ったアプリの感想を聞けることはローソンデジタルイノベーションだからこそ。お客様の反応を見て、成功したことも実感でき、自信にもつながりました。
(伊藤さん)お店の方から、お客様にご利用いただいけていますよと聞くことができ、本当に今回のプロジェクトに関わることができて良かったと感じています。
私たちができることは、デジタルでお客様と店舗に便利にすること
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―これから挑戦してみたいことはありますか。
(伊藤さん)ローソンのお客様がお買い物をよりしやすくなるアプリとして開発していますので、クーポンなど機能を理解しやすいように今後も開発をしていきたいです。
(小山さん)アプリを通じて、お客様というところだけでなく、クルーさんの省力化、店舗への還元ということをできたら良いと思っている。そういった方面にプラスになる機能をアプリの方に入れていけたらいいなと思っている。
もしかしたらLDIはローソンアプリを作っている会社と思っているかもしれないのですが、私たちは、デジタルの技術を通じて、ローソングループで働く社員やクルーの皆さんの課題を解決できる会社になればいいなと思っています。
(阪口さん)私がやれることはスマホアプリの開発なので、アプリを介して店舗とお客様がより快適に利用できるようにしたいと思っています。今はないサービスだけど、まだこんな便利にできることがあるんだと感じてもらえるようなアプリを作っていきたいですね。