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石山勇人氏の試食レビュー 麺屋一燈

麺屋 一燈 飛ぶ鶏を落とす勢いで出店を続ける「麺屋こうじグループ」。その先陣を切り、数々の店舗の店長を務めた坂本氏が満を持して自身のお店をオープンさせた。場所は新小岩駅北口を出て徒歩数分。少し路地を入る場所に店を構え、連日行列ができるにぎわいようだ。清閑にデザインされた外観に、動きに無駄のないスタッフがキビキビと働く気持ちのいい店内。人気の「濃厚魚介つけめん」は、千葉のカリスマ『中華蕎麦とみ田』にアドバイスをもらい完成した「つくば茜鶏」100%の濃厚鶏スープで、負けじと魚介の香りが力強く主張する看板メニューだ。

今回試食させていただいたは、この『一燈』監修の冷しつけ麺。担当者の力説から、ローソンさんの力の入れようが伝わる。そして商品の登場。パッケージを見た瞬間今までのコンビニ商品と異なるオーラが感じられる。そうさせたのは圧倒的なボリューム感。炙り鶏チャーシューが麺を覆い隠さんばかりに盛りつけられ、時折顔を出す極太麺が存在感を主張する。

いざ実食。トロっと濃厚なつけ汁は「一燈」らしく油脂に頼らないなめらかな食感で、それでいてこれでもかと魚介の風味が突出する強烈なインパクト。強すぎるくらいのWスープに、この商品オリジナルのトッピング「秘伝生姜」が清涼感を加え、味のバランスをとっている。そして特筆すべきは麺。実店舗でもなかなかお目にかかれないような極太の麺で、モッチリとした食感が印象的。割り水でしっかりとほぐした麺にスープがのり、ノド越しよく素材の旨味を運ぶ。そして炙り鶏肉。「一燈」と言えば低温調理の鶏チャーシューが人気だが、そのしっとり感を受け継ぐ見事なトッピングでしかも大量。炙りが加えられた香ばしい風味が、コンビニ商品であることを忘れさせる。

総評、正直このレベルのつけ麺がコンビニで買えることに驚いた。つけ汁、麺、トッピング。全てにおいて綿密な打ち合わせが想像できる、店主坂本さんと担当者の苦労が伺える絶妙な一杯。ご馳走様でした。

誰よりも最新のラーメンを知る男 石山勇人 國學院大學在学中に公認サークル「ラーメン研究会」を立ち上げ、北海道から沖縄まで、全国ラーメン街道をひた走る。現在まで食べ歩いたラーメン店は5000軒を超え、20代で全国47都道府県食覇を達成。今なお1日2軒のペースでラーメン店をリサーチ&取材に明け暮れる毎日。『王様のブランチ』のレギュラー出演をはじめ数々のTV番組への出演、企画協力多数。また『最新ラーメンの本(CARTOPMOOK)』シリーズの企画・監修・執筆や、『FRIDAY』のラーメン記事連載など、ラーメン店取材軒数は1000軒を超える。ラーメン店およびその周辺産業へのコンサルティング業務など多方面で業界の盛り上げに尽力する。

TV・雑誌出演多数 ラーメン本監修多数

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