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2014年7月 9日

カテゴリー: 蓼山 陵さん 「コンビニ探訪社会学」

夏山シーズン到来! コンビニ活用で快適山歩き


■ 健康志向と空前の山ブーム

 7月。梅雨明けとともに本格的な夏山シーズンが始まる。この数年の山ブームはすごい。
     
 富士山が世界遺産に登録された上、2016年からは「山の日」(8月11日)が制定されることになったことで、人気はますます高まっていくだろう。レジャー白書(平成22年度版)によると登山人口は1230万人。日本人の10人に1人が山を楽しんでいるという数字だ。正確な数値はともかく、ここ20年ほど山歩きをしている筆者の実感としても、ブームの高まりと広がりは間違いない。50代、60代女性の元気な姿が目に付く。山ガールと称される20代、30代のファッショナブルな女性たちも急増中だ。有酸素運動の山歩き、山登りは日ごろの運動不足を解消し、森林浴効果も期待できる。高齢化社会の進行、健康志向の一段の高まりという状況の中で、ココロとカラダのリフレッシュをもたらす山歩きは、中高年だけでなく幅広い世代の人々の支持を集めている。どうやら一過性のブームでは終わりそうにない気配だ。
     
 登山、山歩きと一口でいっても、その内容はさまざま。標高1000メートルにも満たない低山ハイクから標高3000メートル級の山へのチャレンジまで、いろんな楽しみ方、取り組み方がある。ひたすら高くて険しい頂上を目指す人もいれば、野鳥や草花を愛でることに主眼を置く人もいる。山へのアプローチの仕方は無数にあるのである。気を付けたいのは山のリスク。最近は中高年者の遭難が急増している。特に下山時の滑落や転倒によるけがが多い。自分の体力への過信、油断は禁物だ。安全に楽しく山歩きをするために、山の情報と、山歩きの知識、必要な装備をきちんと押さえておきたいものである。 daisetsuzan
     
     
■ 山に登る前と下山後に立ち寄るコンビニのありがたさ
     
 山歩きは朝が早い。午前4時台、5時台の電車に乗って目的地に向かう。マイカーで行く時は渋滞を避けるために2時台、3時台に出ることもある。1日の行程を考えると、7時台、遅くとも8時台には登り口から歩き始めたいからだ。当然、前夜のうちに準備は整えておく。ザックの中に入れる必需品は意外と多い。地図、雨具、着替え、コッヘル、ガスバーナー、食料など。1泊登山(テント泊)ともなると、ザックの重さは軽く10キロ以上になる。電車で行く時など、麓までは少しでも荷物を軽くしたくなる。
     
 いよいよ出発。目的地の最寄りの駅(あるいはインターチェンジ)に着く。昔は朝早いので、店はどこも開いていなかったが、今はどこにもコンビニがある。登り口に向かう前にちょっと立ち寄ることが多くなった。淹れたてのコーヒーを飲んで、その日の行程を再確認する。そして忘れ物はないかのチェック。ペットボトルの水、バナナやチョコなどの行動食、電池などを買っていくこともある。前日、仕事で遅くなったときなど、つい忘れ物をしがちなので、コンビニで補充できるのはありがたい。カット野菜など生鮮類も重宝だ(山の上では生鮮野菜は貴重品です)
     
 下山後のコンビニも便利だ。まずは、冷たい缶ビールを1缶。夏場はこれが最高だ。帰りの電車の中で楽しむ酒やつまみも合わせて購入する。その土地の地酒を置いている店もあり、これは土産になるのでありがたい。腿やふくらはぎの筋肉痛用に鎮痛消炎スプレーも欲しくなる(つい、持っていくのを忘れがち)。なんだかんだいって、今ではコンビニはすっかり「山歩きの友」といえる存在だ。
     
     
■ 山麓にある店舗に期待されるサービス
     
kitadake  国土地理院発行の2万5000分の1地形図には、日本全国で1万7000もの山の名前が 記載されているという。北海道から沖縄まで47都道府県すべてに存在する。ちなみに東京都は179で、関東1都6県では群馬、栃木に次いで3番目。奥多摩 や高尾山など近郊にあってハイカーに親しまれている山が多い。ともすると百名山ばかりが注目されがちだが、山歩きの対象となる山はそれこそ「山ほどある」 のだ。

 山の数には及ばないが、身近なところに存在するという点では、全国に11867店舗(2014年5月末現在)を展開するローソンと一緒である。登山者に人気のある山の麓には、たいていローソンがあるとみていいのではないだろうか。筆者の好きな八ヶ岳の麓にも何軒かあり、いつ行っても駐車場が一杯の人気店舗もある。登山者にとって欠かせない存在となった山麓のコンビニに、どんなサービスが期待されているのだろうか。数人の知人にも聞いてみた。
 
 要望として多かったのが、フリーズドライ食品の品ぞろえの充実だった。お湯をかけるだけで手軽に食べられ、軽くてかさばらない。山の食料品としてはこれほど重宝な存在はない。味噌汁からトムヤムクンスープなどさまざまな商品があるが、そのバリエーションをもっと広げてほしいというのである。このほか、ペットボトルや紙パック入りのワイン、スマホの充電グッズ、ガスカートリッジ、虫よけスプレー、防水スプレー、携帯用保冷バッグなどのリクエストもあった。登山関連グッズは前日までに揃えておけばいいのだが、「忙しくて買いに行けなかった」「ザックに入れ忘れた」というケースも少なくない。それだけに、麓のコンビニに揃っていたら助かるというわけだ。
     
 登山者の利用の多い店舗では、シーズン限定でもいいからこうした関連グッズを集めたコーナーを設置してみてはどうだろうか。そこに近隣の山の最新情報があればさらに喜ばれるだろう。「マチの健康ステーション」が「山麓の健康ステーション」も兼ねるのである。
     
     
蓼山 陵