ニュースリリース

機器のIoT化による節電制御を実現
~経済産業省「バーチャルパワープラント構築実証事業」の取組みを実施~
“スマートエネルギーストア”を目指す環境配慮店舗を開店

2017年2月13日

株式会社ローソン(本社:東京都品川区、以下「ローソン」)は、2月17日(金)に、経済産業省の「バーチャルパワープラント(以下、VPP)構築実証事業」(※2)の一環として、慶應義塾大学SFC研究所と共に、IoT化された機器による制御・節電を通じて電力リソースの創出の実証実験を行う、「ローソン小平天神町二丁目店」(東京都小平市天神町2-2-16)をオープンします。コンビニエンスストアで「VPP構築実証事業」の採択を受けたのはローソンが初めてです(※3)。本店舗では、VPPや太陽光発電等による創エネと最新の省エネ施策を導入することで、外部調達する電力量を2015年度の標準的な店舗対比で約6割削減(※4)する見込みです。

※1 : スマートエネルギーとは、電力需要をIoT技術等を活用することでスマートにコントロールし、より効率的に電気を使うこと
※2 : 発電設備や機器等の電力源の相互接続と制御により、新たなエネルギー利用の最適化を目指し、低炭素社会の実現に向けた事業
※3 : 2016年7月に、慶應義塾大学SFC研究所と共同で採択を受けました。
※4 : 2015年度の全国平均の電力使用量


(赤字部分を2017年2月16日に訂正しました)

<店舗外観イメージ>

<特徴的な店舗形状 断面図>


本店舗では、「自然循環換気」や「床下(赤字部分を2017年2月16日に訂正しました)気による地熱利用」「換気トップライト」などを取り入れた省エネ性能の高い建物に加え、IoT化により遠隔制御が可能な「蓄電池」や「LED照明」を導入することで、遠隔制御・節電によるエネルギーの創出が可能となりました。

ローソンは、2008年より、最新の創エネ設備と省エネ施策を導入し、実験・検証を行う、環境に配慮した店舗をオープンしています。これまでの実験検証で得られたノウハウをもとに、「LED照明」「CO2冷媒冷凍冷蔵機」「太陽光発電設備」の既存の店舗への導入を進めています。

<ローソン小平天神町二丁目店 主な特徴>
①IoT化された機器の導入により、エネルギーの一括制御・節電を実現

・「VPP構築実証事業」の一環として、遠隔制御・節電による電力リソースの創出を図る
・節電したエネルギー量の算出を行う等、経済産業省が平成29年度中の創設を目指す、節電市場にむけた取組みを先行実施
②店舗の建物形状を変えることで、建物省エネ性能を向上
・自然換気のための勾配天井+換気トップライトによる太陽光利用
・地中熱利用のための床下ピットからの(赤字部分を2017年2月16日に訂正しました)
③省エネ性能の高い建築物に与えられる、「建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)」で、
五つ星+ZEB認証をコンビニエンスストアとして初めて取得


ローソンは今後も、VPPのような新たなエネルギーマネジメントの実現と、それによるエネルギー利用の最適化を目指し、低炭素社会実現への貢献を目指してまいります。

■ローソン小平天神町二丁目店 主な創エネ・省エネ設備

 

太陽光発電システム

店舗屋根上に22kW相当の太陽光パネルを設置して発電。10kW相当は売電し、12kW相当は店舗の消費電力に充当

創エネ

14%

 





蓄電池

ECHONET Lite対応)

店内に5.6kWhの蓄電池を設置し、太陽光発電で発電した電力の充放電を遠隔制御し、節電時にも活用

 

 

 

 

CO2冷媒冷凍冷蔵機

ECHONET Lite対応)

フロン類と比較して地球温暖化係数が約1/4000CO2冷媒を使用してノンフロン化するとともに、大幅な省エネを実現

省エネ

(要冷)

 

16%



  

扉付CO2冷媒要冷ケース

ECHONET Lite対応)

通常オープンタイプの要冷ケースにペアガラス扉を取付け、外気侵入・冷気漏れを大幅改善し、省エネを実現




LED照明

ECHONET Lite対応)

店内のLED照明器をECHONETLite通信で遠隔制御を実現。トップライトとの連動でさらに調光・省エネも実現

省エネ

(照明)

6%


放射パネル空調(除湿型)

ECHONET Lite対応)

夏季にしっかり冷却し、発生した結露水を排出することで除湿を同時に行う

室外機はECHONET Liteで運転制御可能

省エネ

(空調)

8%






 (赤字部分を2017年2月16日に訂正しました)


勾配天井

勾配天井にすることで、店内の暖気(熱気)を自然に高い方へ対流させ、店内環境により排気または循環させることで、空調・換気効率を向上

省エネ

(建築)

7%

地中熱利用気ピット
(赤字部分を2017年2月16日に訂正しました)

床下ピットから気することで、通年温度変化の少ない地中熱を利用でき、空調負荷を軽減・省エネを実現する

換気トップライト

太陽光を取入れLED照明と連動で省エネ実現

勾配天井により集められた暖気を廃棄・循環

トップライト窓はECHONET Liteで制御可能




■既存店舗での省エネ取組み


省エネ施策

内容

導入開始年

現状

CO2冷媒冷凍冷蔵機

フロン類と比較して地球温暖化係数が約1/4000CO2冷媒を使用してノンフロン化するとともに、大幅な省エネを実現

2010

1,900店舗に導入

20171月末時点)

LED照明

蛍光管比約50%の消費電力と、調光により更なる省エネを図る

2009


全店導入

※一部店舗除く

太陽光発電システム

店舗屋根上に12kW相当の太陽光パネルを設置して発電。10kW相当は売電し、2kW相当は店舗の消費電力に充当

2012


2,000店舗に導入

20171月末時点)