2009年9月15日

株式会社ローソンは、2009年7月に開始した「驚きの商品開発プロジェクト」から、デザートの第一弾商品として、専門店と同等の食材を使用した「プレミアムロールケーキ」を150円（税込）で2009年9月29日（火）より全国のローソン店舗（8,699店:2009年8月末）発売いたします。同プロジェクトでは、これまで弁当を2品発売。次はデザートに着手いたします。

■「驚き」の食材　「驚き」のデザート＝「プレミアムロールケーキ」を開発するにあたって、まずデザートのベースとなる「生クリーム」に着目しました。純生クリームは価格が高く、また形を保ちにくいという性質があるため、量販されるデザートでは植物性油脂を混合した生クリームが主に使用されています。しかし、デザートの専門店では口当たりが軽く、しっかりと牛乳の味が感じられる純生クリームの人気が高いことをうけ、今回、乳業メーカーと協力し、牛乳から作った3種類のクリームを混合した純生クリームを開発しました。　また、生地にも専門店と同等の食材を使用しています。菓子職人や有名洋菓子店が使用する希少価値の高いブランド小麦粉（神戸の製粉メーカー製「宝笠印」の小麦粉）を使用することで、しっとりとした食感の生地をつくりました。　メーカーとの協力により、これらの良質な原材料の大量購入を行い、150円（税込）という手ごろな価格を実現しました。■巻かないロールケーキ　生クリームと生地だけのシンプルな「ロールケーキ」は、デザート専門店の定番商品です。しかし、やわらかい生クリームを巻き込んだロールケーキは、一人分サイズにカットすることが難しく、コンビニエンスストアではほとんど売られていませんでした。　「プレミアムロールケーキ」では、一人用に細くカットされた生地を円形の容器の内側に入れ、その真ん中に生クリームをたっぷりと絞り入れます。容器に入ったまま、スプーンで召し上がっていただく新しい食べ方をご提案することでロールケーキを個食タイプで発売することができるようになりました。　今回開発した「驚き」の生クリームを使用し、10月下旬に「シュークリーム」、11月下旬に「エクレア」を発売する予定です。また、新たな原材料を用いた「驚きのデザート」作りにも励んで参ります。

■原材料を起点に価値の3割アップを目指す「驚きの商品開発プロジェクト」　「驚きの商品開発プロジェクト」は、商品価値の“3割”アップを目指し、「原材料を起点」とした商品開発を行っております。原材料の一括大量仕入れなどにより良質な食材を確保し、全面的な製法の見直しによりその食材を最大限に活かした商品の開発を行っています。　現在、“弁当”、“デザート”、“パスタ”、“おにぎり”の4カテゴリーで商品開発を進めております。7月に第一弾として発売した「スタミナ牛焼肉弁当」（450円:税込）は、予定の110万食が約10日間で売り切れるほどの反響をいただきました。また、9月15日（火）からは弁当第二弾「ダブルポークステーキ重」（500円:税込）の販売しております。今後も、定期的に「驚きの食材」を使用した弁当を発売してまいります。さらに10月にパスタに着手する予定です。　ローソンは、今後もお客さまの「たまには良いもの」というニーズにお応えし、「驚き」を感じていただける商品作りを目指しています。