ローソンオーナーになったきっかけは?

前職は東京の小売店で靴の販売を担当していました。私が小学生の頃から両親は他のコンビニチェーンに加盟し、経営者として働いていた関係でコンビニの業務には親しみがあり、学生時代からコンビニでアルバイトもしていたのですが、当時は経営者になろうとまでは考えていませんでした。ですが、いざ地元に戻って生活していこうと考えた時に自分が何をやりたいのかと自問すると、思い出すのは両親がコンビニエンスストアで経営者として働いている姿。その頃には両親は既に他のコンビニチェーンのオーナー業を引退していたため、新たに自分がオーナーになろうと様々なチェーンを比較検討する中で、「事業として多店舗展開を行っていきたい」という自分のビジョンに最も合っており、商品力が最も高いチェーンがローソンだと思い、加盟を決意しました。

この仕事の醍醐味は?

今でも覚えていますし、きっとこれからも忘れないと思うのですが、1号店が開店して最初のお客様は私の父親でした。自分が子供の頃からコンビニエンスストアのオーナーとして店舗を経営していた父が、引退後に息子である私の最初のお客様になってくれたというのはとても感慨深いものがありました。醍醐味は人財育成でしょうか。私は常にお客様の目線になって、気になったことはしっかりスタッフに伝えるようにしています。個人個人の個性を尊重して、一緒に問題点とその改善方法を考えてもらう。その後スタッフが一人で出来るようになっていると、やはり嬉しいです。

今後のビジョンは?

現在は35歳で4店舗の経営を行なっていますが、40歳になる5年後までには10店舗を経営するMO(マネジメントオーナー)になりたいと思っています。もちろんただ店舗数を増やすということではなく、地域に根付いた、マチのお客様に愛されるお店づくりをしていきたいですし、その準備も進めているところです。各店の店長には店利益の向上を目指すように意識を高めて、各店がしっかりと目標を達成出来るような仕組みを作っていきたいと思います。

趣味や空いた時間の過ごし方は?

子供が生まれたばかりということもあって、週に1度は必ず休みを取って子供と過ごすようにしています。会社員時代と違ってシフトを自分が作っているため休みをどのタイミングで入れるかはコントロール出来ますし、週に1度必ず休みを入れることで心と体をリセットすることも出来るようになりました。

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