ローソンオーナーになったきっかけは?

友人の会社で小売業の店⻑を経験する中で、自分の店が持ちたい気持ちがより強くなりました。
仙台を拠点とするスーパーマーケットチェーン店で10年ほど、商品部のバイヤーとして勤務していました。
その頃に友人が経営する会社で小売業の店舗がローソンに看板替えすることになり、その店舗の店⻑として働かせてもらうことになりました。
元々独立志向もあったのですが、2年間店⻑として店舗を運営していく中で「自分の店を持ちたい」という気持ちが益々強くなり、商品知識や発注・体力についても自信があったためやっていけると思い、オーナーとして独立させてもらうことになりました。

この仕事の醍醐味は?

人財育成について、良く見て、良く聞いて、良く声をかけることを大切にしています。
オーナーとして各店舗を巡回するのですが、複数店舗を経営することで1人1人と顔を合わせる時間は少なくなってしまいます。
そこで店⻑とだけ話して数字を見て次の店舗へ向かうということだと他の従業員やクルーさんは「オーナーは自分のことを見てくれていない」と思ってしまいます。
仕事に関係ない雑談でも個人個人と話す時間を作ることで皆を大事に思う気持ちを伝えるようにしていますし、「オーナーに辞めろと言われるまで働く」と言ってくれる従業員もいます。
時には厳しいことを言わなければいけない場面もあるのですが、それでも付いてきてくれる人材が育っているのはとても嬉しいですね。

今後のビジョンは?

地域密着で、自由度の高い4〜5店舗を経営し、後継者を育て、65歳以上になったら、やんわりと暮らしていきたいと思っています。
昔、新店をオープンさせる時にクルーさんを募集した時、最終的に2名の方から選ぶことになりました。
他のコンビニエンスチェーン経験者と全くの未経験者。私は後者を雇いました。
周りからは小売経験がある方が良いと言われたのですが、私が最終的に選択したのは未経験の方でした。
理由は「他社の色が付いていない真っ白な人財を1から教えて理念を共有したい」というものでしたが、その方はそれから16年もの間、真面目に勤め続けてくれました。複数店舗の経営が軌道に乗ったのもその方が店長をやってくれたおかげです。
こういった人財育成をやりがいに、今後、オーナーとしての後継者も育てていきたいと思います。

趣味や空いた時間の過ごし方は?

自由な時間が出来たことで自由な時間の使い方が出来るようになりました。
勤め人だった頃は休日が固定で、中々会えない友人も多くいたのですが、オーナーになって時間の自由が効くようになったことで交流の機会は多くなりました。
ゴルフや野球などのスポーツもよくやっていたのですが、最近は年齢のこともあるので体を休めること・健康管理を重視しています。
自分の状況に合わせて選択肢が増えるのがオーナーのメリットだと思います。

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