ローソンオーナーになったきっかけは?

幼少期から父が経営するローソンの店舗に通って手伝いをしており、大学生になってから本格的に店舗勤務をするようになりました。二年生になり、就職活動が始まった事を機にこれからの将来を具体的に考え始めて、父の跡を継ぎ自分もオーナーになるという未来を思い描くようになったのですが、当初は父から「任せる」という言葉は聞けませんでした。オーナーの仕事の厳しい面を身を以て知っている父からは、私の覚悟が本物なのか確かめるように「生半可な気持ちでやるつもりなら、他の仕事を探した方がいい」と何度も言われていましたが、小さな頃から常に生活の中にあったローソンを一生の仕事にしたいという気持ちは曲げられませんでした。
大学を卒業後、父の方針で一度社会勉強を兼ねて一般企業に入社して勤務経験を積みましたが、想いは変わらず、ローソンに復帰。父の引退と同時に事業承継という形でオーナーを引き継ぐ事になりました。

この仕事の醍醐味は?

オーナーになれば最終決定の権利が得られるので、良くも悪くも自分の考えがダイレクトにお店に反映されるようになります。そこが醍醐味でもあるのですが、だからと言って権利を振りかざしてワンマンになってしまえば周りはついてきません。その為、常に謙虚な姿勢を忘れずに物事を進めるように心がけています。
自分なりに気配りをして考えた末に進めた取り組みが予想以上の成果を生むと、とても嬉しい気持ちになりますし、オーナーとして強いやりがいを感じます。
コンビニエンスストアの仕事は決して一人では出来ないので、自分の考えをお店で体現してくれるクルーさん・従業員といった仲間の力が必要になります。成果が出た時には私個人の喜びはもちろん、仲間の喜びにも繋がる為、得られる達成感はより大きなものになります。そういった状況を作れるのもオーナーという仕事の醍醐味だと思います。

今後のビジョンは?

経営者の立場ですので、事業を今より大きくしていきたいという気持ちが強く、更なる経営店舗拡大を考えています。高いハードルかもしれませんが、当面は現在の倍となる20店舗を目指して人財育成を進めていきたいと思います。
自分一人に出来る事は限られますので、理念を共有出来る仲間を増やして、皆で成功と成長を実感出来る環境・制度を整えていきます。

ローソンのオーナーを目指す方へのメッセージ

もし私の目の前にローソンのオーナーになりたい気持ちを抱えて迷っている方がいたら、私が先代オーナーである父からされたように「覚悟が本物なのか」を問いたいと思います。中途半端な気持ちで始めてしまえば途中で投げ出したくなった時に諦めてしまうかもしれませんので、これから始められる方は是非、不退転の覚悟を決めてチャレンジしてほしいと考えています。
ローソンのオーナーは大変な仕事ですが、もちろん厳しいばかりではなく、楽しい事、やりがいを感じられる事が本当に多くあり、SVさんや本部のサポートも得られますので孤独を感じて抱え込む必要はありません。
エリア会などオーナー同士で横の繋がりを作る機会も多く、同じ立場で苦労や成功事例を共有して助け合える仲間がきっと見つかります。覚悟を持って真面目に努力していれば、困った時に四方から手を差し伸べてくれる環境がローソンにはありますので、是非目の前の道に向けて迷わず一歩踏み出してほしいと思います!

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