ローソンオーナーになったきっかけは?

以前は施工管理として建築現場で働いていました。もともと好きで始めたので仕事自体にはやりがいを感じていたのですが、勤めていた会社の経営が悪化し、いくら頑張って成果を出しても、報われない状況になりました。そこで思い切って転職を決心。ローソンオーナーである兄の店舗で店長として働かせてもらうことにしました。妻も賛同し、一緒に働いてくれたのは嬉しかったですね。ただ、いつしか「自分の店を持ちたい」という気持ちが生まれ、日を追うごとに強くなっていったんです。そこで兄と話し合い、 39歳の時、独立を決意しました。

この仕事の醍醐味は?

施工管理をしていた時には値段交渉に苦労しました。交渉というと聞こえがいいですが、立場が弱いとどうしても発注先の一方的な値引き要求を飲まざるを得ません。その点、コンビニなら正価で商品を販売できるため、そのような苦労から解放されます。それ以上に嬉しいのが、頑張りが報われること。独立して1年後に2店舗目、さらにその1年後に3店舗目を出すことができました。店舗はいずれも愛知県内にありますが、エリアによって好まれる商品が違うので、売れ行きを細かくチェックしたり、お客様の意見を参考にしたりして、品揃えを工夫することが大事になります。このような努力を積み重ねていけば、必ず利益を出すことができます。

今後のビジョンは?

私は独立する時から多店舗展開を考えており、「やるからには三河エリアを代表するマネジメントオーナーになってやる!」と、心に決めていました。幸いここまでは大きな問題もなく、順調に進んできました。これもローソンのSVの方、クルー、そして妻の支えがあったから。皆さんには心から感謝しています。 また、ローソンで働き始めて、コンビニが地域社会の役に立つ存在であることをしみじみと感じています。新たな店を出すことで、より一層地域社会に貢献できると思うと、ますます意欲が湧いてきます。これから先には今まで経験しなかったような苦労があるかもしれませんが、そんな時も妻と力を合わせて、乗り越えていきたいと思います。

趣味や空いた時間の過ごし方は?

クルーたちがしっかりしているので、休みを取ろうと思えばいつでも取れるのですが、今はそれ以上に自分の店を回りながら現場に直接ふれていたい気持ちが強いですね。子どももまだ4歳ですし。もう少し落ち着いたらまとまった休みをいつかとって家族旅行にでも出かけます。

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