ローソンオーナーになったきっかけは?

学校の教師を目指していましたが、私の卒業時には教員の空きがなく知識を活かす為に塾講師として就職をしました。2年ほど講師を務めたのですが、学校教育とのギャップを感じてしまい、もう一度初心に帰って将来設計を見直す事に。色々と悩んでいる時に、滋賀県でローソンを経営している伯父にも相談しました。叔父からローソンのオーナーになる事を勧められ、「まずは経験をして、最終的に自分で決めなさい」と言われ、経験を得る為に叔父の経営するローソンで半年ほど勤務をさせていただきました。そこでオーナーとしての役割やクルー達との関係性、経営者としての心構えなどを聞くうちに、「自分の経験や考え方をしっかりとクルーに伝え成長させるのも一つの教育だ。」と思うようになりました。ローソンのオーナーになれば自分の目指していた教育を実践できる場が得られる事、責任が重くなる反面、自分が作りたい理想のお店が作れる事に大きな魅力を感じ、ローソンでの独立を決意しました。

この仕事の醍醐味は?

私のお店で働いてくれたクルーさんの成長に関われる事、卒業していったクルーさんがその後もお店に顔を出してくれて業務と関係ない立場でも付き合っていける事に強いやりがいを感じます。採用した時には学生だったクルーさんが結婚して主婦になり、戻ってきてまた働いてくれるという事もあり、人の人生に深く関われるオーナーという仕事を選んで良かったと思っています。もちろんクルーさんだけではなくご来店いただくお客様との出会いも多くありますし、常連さんの期待に応えられる品揃えが出来た時に感じる充実感は他では中々得られないものだと思います。一人一人のお客様を大切にしていけば売上も自然と伴っていきますし、独立という選択をした事で本当に多くのやりがいを感じられるようになったと実感しています。

今後のビジョンは?

将来的には経営店舗数の拡大を目標にしていますが、その為の準備はしっかりしておくべきだと考えています。まず第一として、お客様に喜んでいただけるお店づくりをする事。その為にはしっかりとした接客と店舗業務が出来るクルーさんの存在が不可欠です。
オーナーとしてお客様に求められるクルーさんを多数育成出来れば店舗の運営は安定しますし、多くのクルーさんが長く働いてくれる環境が作れれば自然に複数店化に踏み出す事が出来ると考えています。ただ単純に店舗数を増やすのではなく、お客様が「この店で買い物が出来て良かった」と感じて、元気になってくれるようなお店を増やしていきたいと思っています。

ローソンのオーナーを目指す方へのメッセージ

まず一歩前に踏み出す事が大切だと思います。私の場合は叔父にきっかけをいただき、背中を押していただきましたが、最終的に踏み出す事を決めたのは自分です。
私自身大いに悩み、一人で責任を背追い込む強い覚悟を持って踏み出しましたが、実際に始めてみるとローソンのオーナーは一人では無いと気付く機会が数多くありました。
例えばオーナー同士の横の繋がり。ローソンではエリア内のオーナーが集まる「エリア会」という機会があり、そこで近隣のオーナーと知り合う事が出来ます。本部・SVには中々話しづらい事も同じオーナーの立場なら相談しやすいですし、特に開業したばかりのオーナーにとって先輩オーナーからアドバイスをいただける機会は大変貴重です。同じオーナーだからライバル・敵対関係という事ではなく、ローソンを支えていくファミリーとして惜しみないサポートをしていただける方ばかりですので、これから始められる方にとって心強い存在だと思います。ローソンのオーナーは、出会いと変化を楽しめる方であればきっと強いやりがいを感じられる仕事だと思いますので、一人で悩まなければいけないとプレッシャーを感じている方も、是非一歩前に踏み出してみてください!

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