サプライチェーンでの取り組み

Menu

サプライチェーンにおける環境への配慮

CO2排出量等をサプライチェーン全体で把握し、環境負荷の低減に取り組んでいます

店舗で営業を行うに当たり、さまざまな資源やエネルギーを使用することで、環境に影響を与えています。
その環境負荷は、直接管理するものだけでなく、原材料の調達から商品の製造、物流、販売、廃棄、リサイクルに至るまでのサプライチェーンの各段階に及びます。そこで、各段階における環境影響を把握し、低減するための課題を検討して、省エネルギー・省資源・廃棄物削減の取り組みを進めています。
特にサプライチェーンのCO2排出量の把握に力を入れており、毎年、米飯類を製造する工場や配送センターなどのお取引先さまを対象にアンケートにご協力いただき、CO2排出量の把握に努めています。今後、経年の変化と削減対策の効果を検証することで取り組むべき項目を検討し、CO2排出量の削減を進めていきます。

サプライチェーンにおけるマテリアルフロー

<Scope1>

自社での燃料等の使用により直接排出されるCO2量(ローソンの場合は社用車のガソリン使用が該当)

<Scope2>

自社で購入した電気等の使用により排出されるCO2量(各事業所や店舗の電力使用により排出されるCO2量)

<Scope3>

Scope1及びScope2以外の企業活動から排出されるCO2

サプライチェーンにおけるマテリアルフローのイラスト

2022年度サプライチェーンのCO2排出量

カテゴリ 内容 排出量
(千t-CO2
Scope1(直接排出) 社用車のガソリン 4.3
Scope2(間接排出) 本社・エリア・支店・店舗の電力 896.8
Scope3
(その他の間接排出)
カテゴリ1 仕入れた原材料(PB・NB製品、レジ袋など) 4193.6
カテゴリ2 建物、器具備品等、情報システムハードウェア 70.3
カテゴリ3 電力の調達に伴うエネルギー関連 145.0
カテゴリ4 配送センターのエネルギー消費 136.0
カテゴリ5 店内廃棄物、閉店・改装時の産業廃棄物 21.9
カテゴリ6 ローソン本部従業員の出張 0.8
カテゴリ7 ローソン本部従業員の通勤 1.4
カテゴリ11 販売した製品の使用 56.5
カテゴリ12 容器・割り箸・レジ袋などの廃棄 40.6
上記合計 5567.1

サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドラインVer.2.5に基づき、サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベースVer.3.3から算定しています。ローソンのサプライチェーンすべてを網羅しているものではありません。また、数値については四捨五入で記載している関係で各数値と合計数値は合致しておりません。なお、Scope2はScope3のカテゴリ14に属するFC加盟店の電力を合算しています。 2022年度実績は一般社団法人日本能率協会による第三者検証を受けています(第三者検証については、Scope2のローソンストア100の店舗電力を除く)。