省エネパック(要冷空調一体型システム)
![]()
ローソンで使用されるエネルギーのうち、店舗で使用する電気が8割以上を占めています。
ローソンでは、電気使用量を削減するため、店舗の冷凍・冷蔵機器や空調機器に省エネルギーシステムを導入しています。 新規オープンした店舗については従来、別々の系統で制御していた冷凍用室外機と冷蔵用室外機、空調用室外機を一つにまとめることにより、エネルギーの効率化を図っています。 このシステムは「省エネパック(要冷空調一体型システム)」といい、導入により1店舗当たりの電気使用量を約1割削減することが可能となりました。 既存店については、冷凍機および空調機、防露ヒーターに、室外機のガス圧を監視し、自動制御を行う「エコパック(省エネ制御システム)」を導入しています。
■省エネパック(要冷空調一体型システム)
2004年8月より新規オープンの店舗に導入開始、原則的に新店全店に導入
手法:冷凍、冷蔵、空調機の室外機を一台にまとめ効率化を図る
効果:CO2換算で年間約8t削減
省エネパックの室外機
省エネパック全体概要図
自動調光照明システム
照明器具にLEDを採用
店舗の窓側に太陽光を利用した「自動調光照明システム」を採用しています。 窓側ゾーンの蛍光灯に太陽光を感知して余分な照度を制御するセンサーを取り付け、効率的に運用することで、約30%の消費電力を削減しています。
また、店舗の看板には反射板を設置して光を増幅し、蛍光灯の数を半減しています。
さらに、2009年度より店舗の看板や店内の照明器具にLED(発光ダイ オード)を導入しています。蛍光灯と比較し て電力消費量が約半分のLEDを導入することにより、CO2 削減を目指します。
外断熱工法

2008年度より外壁、屋根に「外断熱工法」を採用 しています。外壁には断熱材をサンドイッチした金属パネルを 採用、屋根については断熱材と一体化することにより、外か らの熱を遮断しています。これにより店内の温度を一定に 保ち、空調の負荷を低減することができます。
このほかトイレに人間の所在を検知して照明をオンオフする人感センサーの設置や、既存店の冷凍機・空調機の交換、防露ヒーターの運転を制御し無駄な電気使用を防ぐシステムの導入を推進しています。
飯田駄科店のソーラーパネル
ローソンは、市民ファンド「温暖化防止おひさまファンド」を活用した太陽光発電事業 「南信州おひさま発電所・設置プロジェクト」に参画しました。長野県飯田市内にあるローソン2店舗の屋根に市民ファンドが環境省の助成を受けてソーラーパネルを設置し、 発電された電気を店舗が購入して店内電力として使用する仕組みです。
パネルの発電量は、年間で飯田駄科店が約5,000kWh、飯田座光寺店が約9,500 kWh。同事業で発生した電力は「グリーンエネルギー認証センター」の認定・認証を受け、発電された電気がもつ「環境価値」は「グリーン電力証書※」として発行されました。
※グリーン電力証書:太陽光や風力などの自然エネルギーからつくられた電気がもつ環境的な価値を
取り引き可能な証書にしたもの
人工知能を使った自動制御システム
店舗におけるCO2削減に向けて、東京大学生産技術研究所の野城(やしろ)研究室と産学共同の研究を行っています。研究では、エネルギー・モニタリング・システムを発展させた自動解析・自動制御システムを導入し、店舗の設備改善、運用改善だけではなく、建物外部からの影響も視野に入れた総合的な対策を実施しています。
2008年6月から南加瀬四丁目店、立川一番町四丁目店、東京大学安田講堂店で実証実験を開始。すでにエネルギー利用実態を把握し、省エネルギー対策の効果を検証しています。このシステムを導入することで、店舗ごとに利用実態に応じた最適なエネルギー使用状況が把握でき、効果的なCO2削減が可能となります。
2009年度は実験店舗を拡大し、検証を継続していきます。


